2008-02-12

「青年のための読書クラブ」桜庭一樹

聖マリアナ学園の異端者だけが集う「読書クラブ」に存在する、
長きにわたって語り継がれる秘密の〈クラブ誌〉。
そこには学園史上抹消された数々の珍事件が、
名もない女生徒たちによって脈々と記録され続けていた。

このクラブ誌に書かれた記録という体裁で
それぞれの短編が構成されています。

特に印象的だったのが「烏丸紅子恋愛事件」。
少女特有の潔癖さ、熱情、そして残酷さが
物語から漂ってきます。

私自身はずっと共学で、
女子校には通ったことがありませんが、
このような雰囲気というのはわかります。

通っていた高校では、
2年生から文系クラスと理系クラスに分かれます。
文系クラスは女子のほうが多くて
女子校に近い雰囲気だったのです。
私は理系クラスだったので外から見ているだけでしたが、
それでも、というか、だからこそかもしれませんが、
ちょっと怖かったですねぇ、あの雰囲気は。

その雰囲気が充満している本でした。

theme : 最近読んだ本
genre : 本・雑誌

プロフィール

Author:yasmin
1週間に8冊〜10冊、
1ヶ月だと30冊〜40冊読んでます。
改めて数字をだすと
自分でもかなり驚きです。

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